千本鳥居で有名な高山稲荷神社。2022年7月のライド記録です。
千本鳥居と呼ばれる神社は国内にいくつかあるようですが、東北ではこちらが最大級の模様。霊験あらたかなパワースポットとしても有名な神社です。
仕事や家庭のアレソレでメンタル絶不調でしたので、験担ぎで行ってまいりました。
青森県の梅雨明けは遅く、7月上旬は梅雨の真っ最中。雨雲レーダーとにらめっこしながら、走れそうな日を選んでライド決行しました。今回はあまりがんばれない予感がしたので平地をひた走るルートをチョイス。古くからの弘前市の玄関口、浜の町から北上していきます。
青森・津軽というとりんごのイメージが強いかもですが、米どころでもあります。板柳町を過ぎる頃には何十キロもひたすら田園風景が続きます。この日は小雨が降ったり止んだりでしたので、なんか不穏な絵ですな。
道路のひび割れは雪国あるある。冬場アスファルトの細かなスキマに水が入って、凍って膨張→溶けて水が入る……を繰り返して、バリバリに割れます。サイクリストの敵。
道中で何箇所か舗装工事をしていてダート路面を走らざるを得なかったのですが、タイミング悪くそこだけ時雨に見舞われ、泥まみれで走行継続でテンションだだ下がりです。
もやもやを吹き飛ばすべくガシガシペダルを踏んでいくとそろそろお腹も空いてきます。事前に調べていたドライブインでお昼ごはん。
店内撮影禁止だそうですので外観だけ。カツ丼をオーダーしましたが、並でも丼のフタが閉まらないレベルの特盛り。好みかもですが、玉ねぎがちょっと生っぽかったような……。他のお客さんが食べてた中華そばも美味しそうでした。次回は麺類にしてみようかな。
さて、腹ごなしもすんだので、目的地の高山稲荷神社を目指します。道中で縄文土器の遺跡のモニュメントが出来てました。
特に展示などがあるわけではなく、「ここで取れたよ!」的な場所でした。トイレが立派&キレイなのはありがたい。
亀岡遺跡から高山稲荷神社は割と目と鼻の先、10キロもありません。「メロンロード」「弾丸ロード」と呼ばれる防風林を抜ける道路からも行けるんですが、今回は村落の中を抜けるルートで行きたいと思ってました。
なぜなら、この鳥居があるからです。
大鳥居の向こうには小さめの峠が1つあります。短いし斜度7%くらいだけど、フロントシングルだとけっこうしんどい。峠を超えてメロンロードを通り抜けると、目的地の高山稲荷神社です。
さすが鳥居で有名な神社、絵馬も鳥居形。
菅原道真公が祀られていることもあり、学業成就の願掛けが多く見られました。私も高校3年のバス遠足はここでした。学年全員で神主さんにご祈祷してもらった覚えがあります(遠い目
狙っていったわけではないのですが、タイミングよく夏越大祓の茅の輪くぐりでした。ありがたやありがたや。8の字に三度回ってお参りします。
この神社は広くてお社がいくつもあるのですが、石段を登って降りたところの龍神宮がお気に入りです。
本来だとツツジ、アヤメ、ヒツジグサ、レンゲと順々に咲いてどの季節でも楽しめるようになっているはずなんですが、この日は全種咲いてました。ラッキー。龍神宮は商売と芸事の神様だそうです。どちらも本業に係るので入念にお参り・願掛けします。
そして千本鳥居。
通路からはみ出さずに撮れるのはこれが限界……。昨年(2021年)秋に鳥居の改修が行われて、手前半分くらいが新品のきれいな鳥居に付け替えられていました。寄贈者のお名前と所在地が書かれているんですが、近隣市町村だけでなく他県から寄進されている鳥居もけっこうあることから、この神社の人気をうかがい知る事ができますね。
高山稲荷神社は最近立派な公式サイトも作られてます。
復路は天候が回復してきたので山側のルートで帰宅し、トータル107kmでした。ライドルートはこちら。
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