ブーム以前からワークマンで結構買い物しているきのこ氏。最近の、多方面に手を出しすぎて収集つかなくなってるワークマン商品にはやや辛口評価なんですが、このグローブは結構良かったのでご紹介を。
これまでもワークマンの800円のサイクリンググローブを使っていましたが、プリントされている滑り止めががわりとすぐ剥がれちゃうんですよね。バーテープもすべすべタイプなので時間とともに握力が削られていくため、結構な頻度で買い直してました。
買い直しに行ったときに見つけた手のひら側がレザー製のこちらを発見。これなら剥がれることはなさそうと思い、即購入しました。
レザーサイクルクッショングローブ
ネーミングが火の玉直球ストレート。
ワークマンのグローブとしては少しお高めの1500円です。実店舗限定商品らしくてワークマンWebショップにはリストにありません。
結論:いい
いきなり結論から言うと、なかなか良いです。
クッションの位置とか機能から察するに、ブルベ用グローブとして開発されているIntroのStinger4を参考に作った製品かな?と。
実際長距離を乗っていて、他の安いサイクリンググローブよりは遥かに前腕や肩の疲労が少ないです。
グリップ感
ヤギ革なんだそうで、牛革ほど固くなく鹿革よりはガッシリ。グリップ感は牛革に近いです。
ロードバイクではブレーキブラケットに親指の付け根で引っ掛けるようなポジションが多くなると思います。親指の水かき部分の皮で引っかける状態にすると力が要らなくて楽なんですけどね。
私の自転車はハンドル径が細い + 重量級の体重なので長時間乗っていると、親指と人差指の間に相当な負担が掛かります。最初は痛くて30分も保たなかった思い出があります。今はタコが出来てて痛くないですけどね。
このグローブを使って3週間ほどですが、だんだんタコが薄くなってきているので手の皮のダメージを身代わりしてくれる十分な厚さがあるってことだと思います。
クッション性
各指の根本と手のひらの両サイドにスポンジゴムっぽいクッションが入っています。ハンドルへの手の付き方次第で振動は結構吸収してくれているような感覚。
手の中心部にはクッションがなくて、突上げ系の衝撃にはあんまり効果を感じませんでしたので、MTBやグラベルライドにはあまり向いてないかも。舗装路で長時間走ると手がしびれるっていう人にはオススメだと思います。
ただ本来、ライド中の手のしびれは体幹が弱いとかポジションがズレてるとかが要因なので、グローブに頼り切りなのも良くないんですけどね……。
けっこう蒸れない
レザーグローブは蒸れが気になるところですが、手のひら中央にベンチ穴が空いていてほぼ蒸れません。レザー自体もある程度水分を吸収してくれますので、全体がポリエステルのグローブよりむしろサラサラ感が続きます。
手の甲側はポリエステル製で保水性ゼロなので、こちらも走っていれば蒸れは感じないレベル。
チャレンジヒルクライム岩木山は会場までの自走と帰りで計6時間ほど着用していました。さすがに時間が長かった&暑かったせいで、湿気でふやけた感じはありました。
使いやすさ
レザーは手のひら部分だけで、手の甲側はポリエステル生地になっています。親指の背面はタオルのようなパイル生地になっていて、汗をこすっても痛くない仕上がり。
また、指切りタイプって外すときに引っ張るところがなくて、変なところを引っ張って生地がビリビリーッ……😇ってなることもあるんですけど、このグローブは指の間にループが付いていて、そこを引っ張ると安全に外すことが出来ます。
この辺はイントロのStinger4と同じコンセプトっぽいです。
問題点
3週間使ってみて、問題点が無いわけでもないのでつらつらと挙げていきます。
色落ちする
製品タグにも書いてあったんですけど、色落ちします。3時間サイクリングして外したらとき、手のひらがタイヤ交換でもしたのかっていう驚きの黒さでした。
色落ちは手のひらだけじゃなくて、タンカラーだったはずの私のブレーキブラケットもなんか汚い。。手汗で湿気が加わると更に色落ちが加速します。
まぁ世の中のブラケットは大半が黒なので、ここまで目立つものでもないですが。ちなみに消毒用エタノールで拭くと色は取れます。
使っていくうちに色落ちは減っていくと思いますけど、強度的にそこまで保つのかはアヤシイかな。
洗えない?
買ってから気づいた製品タグに
「素材や商品の特性上、洗濯はお避けください。」の文字。
は??
サイクリンググローブってその使用目的上、相当な量の汗を吸うわけで、洗わないっていう選択肢は無いんじゃないかなと。1回中性洗剤で手洗いして1週間使ってみましたが、革が硬くなったり銀面が避けたり等のトラブルはいまのところありません。
しかし洗濯中の水の色が真っ黒でヤバい。絶対に他の洗濯物とは混ぜて洗っちゃいけないものです。まぁ何回か洗えば色落ちも減っていくのかもしれません。
本来革製品は長持ちさせるために、専用洗剤で洗ったあとに革用オイルを塗るものなんですけど、グローブなのであまりオイリーにしたくないのも悩むところです。
強度は疑問あり
それなりにハードに使っている方だとは思うんですけど、洗濯する前からすでにクッション周辺のステッチにホツレが出てきていて、何年も使える品ではなさそう。これもロウソクを垂らして糸を止めたりとかも出来ますけど、それでも春夏ワンシーズンで終了しそうな気がします。
コスパ検証
前述のIntro Stinger4は定価4500円+税、3年使うと仮定するとワークマンを毎シーズン買い替えるのと同じくらいです。
使ったことはないんですけどおそらくStinger4の方が高性能だと思います。お手頃なワークマンのこれを試してみて、手の痛みなどが改善されるようならStingerへグレードアップ、という使い方にも良いのかも。
あとワークマンのこれは指切りタイプしかないんですよね。冬季でも長時間乗りたい人はStingerの長いやつを買うか、体幹を鍛えて手が痺れない身体を作るしかないですね……。
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